文章を書く時の決まり事①

226月 - による Free Bank - 0 -

 

コピーライティングの技術を学ぶ前に、文章を書く時の原理原則を知っておく必要があります。

算数の基本がひと桁の足し算から始まるように、コピーライティングにも基礎となる原理原則があるのです。

今からその規則のいくつかを紹介しますが、これらすべてを守れている人は、ほとんどいません。

逆に言えば、この規則を守るだけであなたの文章は、今よりも劇的に変わってしまうことになるのです。

今から解説する内容をすべて読み終わったら、この原理原則に従って文章を書いてみてください。

昨日まで書いてきた自分の文章が、どれだけ下手くそで纏まりのない文章だったかを、思い知ることになるはずです。

過去に自分が書いてきた文章を見て、訂正したい個所や、直したい個所が見つかれば、

あなたはコピーライティングの魅力と、その面白さをとうとう知ってしまったのかもしれません。

もしそうだとしたら、ふわふわしていた過去の文章とは金輪際さようならです。

これからは、説得力があって、読みやすくて、ストレスを感じない、刺さるような文章が書けるようになります。

ここでは算数のひと桁足し算レベルの話しかしませんが、この基礎を実践するだけでもそれなりの効果を実感できると思います。

すぐに実践できることばかりですので、ぜひ試してみてください。

コピーライティングは奥が深いので、最低限の基本は今ここで押さえておきましょう。

 


今回は、8つ紹介します


1.一文はできるだけ短くする

 

長文は読みにくく、
ストレスの原因になります。

 

下記の文章を、読み比べてみてください。

 

当社がお客様から支持されている理由は2つあり、
1つは、業界最安値であり、
もうひとつは、何処よりも早く商品を届けられること、
また、購入後のサポートにも期限を設けておりません。

 

当社がお客様から支持されている理由は2つあります。
1つは業界最安値であること。
もうひとつは、何処よりも早く商品を届けられることです。
また、購入後のサポートにも期限を設けておりません。

 

一文を短くすることで、
読みやすくなると思います。

 

一文が長くなる主な原因は、
内容が整理されていないからです。

 

そのため、
一文に詰め込み過ぎてしまい、
何が言いたいのかわからない文章が
できあがってしまうのです。

 

一文を短くするだけで、
文章は格段に読みやすくなります。

 

 


2.漢字を多用しない

 

漢字は使い過ぎないことが重要です。

 

これも、読みやすい文章を書く上で、
とても大事なポイントです。

 

必要以上に漢字が入り込むと、
文章に圧迫感がでてきます。

 

お経を書いているわけではないので、
ひらがなの中に漢字が混ざっている
という程度がちょうど良いです。

 

これも例文を出してみましょう。

 

文章を書く時は、漢字を沢山詰め込み過ぎない事が大事です。
何故なら、漢字が多い文章は大変読み難いだけでなく、
圧迫感を与えてしまう事になるからです。
平仮名の割合を増やす事で、文章が読み易くなります。

 

文章を書くときは、漢字をたくさん詰め込み過ぎないことが大事です。
なぜなら、漢字が多い文章は大変読みにくいだけでなく、
圧迫感を与えてしまうことになるからです。
平仮名の割合を増やすことで、文章が読みやすくなります。

 

漢字を使うと、カッコよく見える文章になりますが、
読み手のことを考えて書く上では、全く必要ありません。

 

全体を10として、
漢字3割、平仮名7割が
ちょうど良いと言われています。

 

読みやすく、見やすい文章になりますので、
是非、覚えておいてください。

 


3.同じ語尾を続けない

 

「です」や「ます」が続くと、
メリハリのない文章、しっくり刺さらない文章になります。

 

下記の文章を見てください。

 

これが最新のiphoneです。
以前に比べて、処理速度が高速です。
動画の再生もサクサクです。
しかも、1年間の保証付きです。
2台購入で1台半額です。

 

どうでしょう?

 

「です」がこれだけ続くと、
文章が単調に感じませんか?

 

同じ内容でも、語尾を変えるだけで
文章にメリハリが出ます。

 

これが最新のiphone。
以前に比べて、処理速度が高速です。
動画の再生もサクサク動きます。
しかも、1年間の保証付き。
2台購入で1台半額です。

 

 

このように、できるだけ
同じ語尾は続けないことが大切です。

 

仮に続いたとしても、
2回までに抑えるようにしてください。

 

そうすることで、
単調な文章になるのを防ぐことができます。

 

どうしても続きそうな場合は、例文のように、
「体言止め」を使ってメリハリを出します。

 

文章にリズムが出るようになるので、
ぜひ、取り込んでみてください。

 


4.二重否定をしない

 

二重否定というのは、
ひとつの文章に否定を2回入れ、
結局は肯定している文章のことを言います。

 

例えば、

 

「私は理解していないわけではない」

「理解していない」 + 「わけではない」

 

否定を2回つなげることで、

「理解している」

という肯定文になります。

 

小説や難しい文献で見かける言い回しですが、
意味が2回ひっくり返っているので
読者を無駄に振り回すことになるのです。

 

その結果、読者は読むことにストレスを感じ、
せっかく今まで入っていた話の内容がボヤけたり、
読むのを止めてしまう原因になることがあるのです。

 

「理解している」と言えば、
躊躇なくスッと入ってきますが、
無駄に2回否定を入れることで、

 

「理解していない」 → 「( してないんや 」 ↘

( どっちやねん )」 ← 「わけではない」  ↙

 

“理解している”なら、最初から
「していない」という必要はありません。

 

文字数も長くなりますし、
何より読者にストレスを与えてしまいます。

 

文章を書く時は、極力シンプルな文章を意識して
読んでてスッと入る文章であることが大事です。

 

ややこしい表現は極力さけ、

“小学生でもわかる文章”

を、心がけましょう。

 


5.はっきりしない言葉は使わない

 

はっきりしない言葉を使うと、
メッセージに重みがなくなります。

 

はっきりしない言葉とは、

「○○的」や「○○ふうな」、

「○○みたいな」「○○っぽい」

という言い方のことです。

 

特に「○○的」という言葉は
避けるのが難しいと思いますが、
別の表現が可能であるならば、
そちらの方が望ましいと思います。

 

ちょっと大げさかもしれませんが、
これらの言葉は発言の責任回避に当たります。

 

自分ではそんなつもりがなくても、
曖昧な言葉を文章に混ぜることで
読者に刺さらない文章になってしまうのです。

 

自分が発信する情報に責任をもち、
しっかり言い切ることで
その意思は初めて読者に届きます。

 

本当に些細なことですが、
かなり重要なことです。

 

無意識に文章に出ている人は
意識して直していきましょう。

 


6.異なる述語を混ぜない

 

書く文章が長くなると、2つの異なる文章を
1つにまとめることはよくあることです。

 

文章は主語に対して、述語が決まります。

 

コーラ → 飲む

焼き肉 → 食べる

バイク → 乗る

ボート → 漕ぐ

 

この規則を外すと、人は違和感を感じます。

 

よくやってしまうパターンが
飲み物と食べ物を合わせる時です。

 

私:コーラ( 飲み物 )

妻:サラダ( 食べ物 )

 

「私はコーラを飲み、妻はサラダを食べた」

×「私はコーラを、妻はサラダを食べた」

 

意味は通じますが、文法上は
コーラを食べていることになります。

 

文法の誤りは読み手に違和感を与え、
文章そのものの説得力を奪います。

 

読んでてしっくり刺さらない文章になるので、
長い文章を書く時は特に注意が必要です。

 

述語の異なる文章をひとつにまとめる時は
主語にあった述語を必ず書くようにしましょう。

 


7.途中で表現を変えない

 

文章を書いていると、時々
表現が変わっていることに
気付いていないことがあります。

 

下記の文章を読んでみてください。

 

僕は仕事の都合で、朝5時に起きます。
妹は学生なので、7時に起きますが、
彼女が起きる頃には私は家を出ているので、
朝に妹と顔を合わすことはありません。

 

何か気付きましたか?

 

多くの方は見落としたと思います。

 

これは短い文章だと気付きにくいですが、
長い文章になると違和感を感じるはずです。

 

は仕事の都合で、朝5時に起きます。
は学生なので、7時に起きますが、
彼女が起きる頃にはは家を出ているので、
朝に妹と顔を合わすことはありません。

 

「 僕 」 → 「  」

「 妹 」 → 「 彼女 」

 

意味は通じますし、
言われて初めて気付く程度です。

 

ですが、文章が長くなってくると
どこかで変な感覚に襲われます。

 

頭では気付いていなくても、
感覚で違和感を感じてしまうのです。

 

話はまとまっていても、
文章にまとまりがなくなることがあるので、
使う言葉は統一するようにしましょう。

 


8.文章は正しい配列で書くのが原則

 

文章には正しい配列があります。

 

横書きの場合は左詰めで、
左端を揃えて書きます。

 

縦書きの場合は上詰めで書きます。

 

これが、原則です。

 

書き手が女性の場合によく見かけますが、
中央揃えで書いている人がたまにいます。

 

おしゃれ感やこだわりがあっていいのですが、
文章の原理原則、コピーの概念からいうと
完全に間違っているので注意してください。

 

日記を書いているならいいですが、
コピーライティングは日記ではありません。

 

明確な目的があるので、
読み手に情報を確実に届けるためにも
規則に従って書くようにしましょう。

 



今回は文章を書く上での基本的な規則について解説しました。

これらの他にも改行のタイミングや句読点を打つ場所など、まだまだ多くの規則が隠れています。

一度にすべてを実践するのは難しいと思います。

なので、まずは今回ご紹介させていただいた8つのポイントを押さえた文章が書けるようになることから始めてみてください。

これら8つのポイントを守って書くだけでも、今までとは明らかに違った文章ができあがるはずです。

説得力があって、読みやすくて、ストレスを感じない、刺さるような文章が書けるようになれば、

あなたの文章を読みたくなる読者は確実に増えていきます。

読者が増えることによって、あなたは文章を書くのが楽しくなってきます。

あなたに共感してくれる読者が増え、あなたと同じ気持ちになってくれる読者からコメントやメッセージも増えるでしょう。

文章の原理原則を守り、その規則に従って文章を書くことは、単に自己満足のためではなく、

あなたが感じたことや伝えたい情報を、より正確に読者に受け取っていただくために必要なことなのです。

文章を書くのが上手い人と、下手な人がいる。

これは間違いです。

文章を書くのが上手い人は、特別な才能をもっているわけではありません。

文章を書く時の規則を知っていて、それを守って書いているだけです。

なので、規則を守ってテンプレートに従うだけで、誰でも文章は上手く書けるようになります。

文章は、自分以外の人に向けて書くものです。

自分だけがわかるような書き方は、読者の気持ちを無視しています。

自分以外の人間が読んだ時に、理解に時間が掛かるような文章も問題です。

読んでほしい気持ちがあるのに、自己流で書くのはおかしいですよね?

できるだけシンプルに、わかりやすい文章を心がけることは、書き手が読者に最低限もつべき姿勢です。

どういう想いで文章を書いているか、すべて文章に出てしまうのです。

文章の原理原則を守ることで、あなたの書いた文章はもっとも良い形で読者に届きます。

もしあなたが、自己満足ではなく誰かに向けて文章を書いているのであれば、これらの規則は絶対に外せないものです。

最初に述べたように、今回の8つのポイントはひと桁足し算のレベルぐらい基本的なことです。

これらをすっ飛ばして、かけ算もわり算もありません。

ダイレクトメール、取引先へのファックス、会社や店から顧客へのメールマガジン、資料請求など、

どこでどんな文章を書く時にも、必ずぶち当たる問題です。

過去の記事を修正する必要はありませんので、これから書く記事で実践してみてください。

コピーライティングの話は、これから少しずつ増やしていく予定です。

 

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ど素人から個人で億を稼ぐコピーライターに転身した彼の話を、真剣に聞いてみてください。

疑問が出ないほど、かなり詳しく話してくれています。

最後まで彼の話を聞いて、その通り行動した方なら、

1週間以内確実に自分が書いた文章で売上が立っているはずです。

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